ミズバショウが見頃 日光市上三依水生植物園(栃木県)


有名な尾瀬の開花は6月だが、園内のミズバショウは今がまさに見頃
 


キバナミズバショウ アメリカ西海岸原産のミズバショウ。和名はコガネミズバショウ、アメリカミズバショウともいわれる


リュウキンカ 和名は立金花。園内にはエゾノリョウキンカも咲く

 日光市の上三依(かみみより)水生植物園が2025年の今年も4月からシーズンオープンしました。

 同園は、江戸時代に日光市今市と会津若松市をつなぐ会津西街道沿いにあり、積雪も多いことから4月中旬の現在はミズバショウや雪割草をはじめフクジュソウ、リュウキンカ、エゾノリュウキンカ、イチゲ類など早春の花々が見頃になっています。里では開花が終わってしまった花々を愛でにお出かけしてみませんか?


料金所そばの雪割草 多くの園芸種がある


中国東北部から朝鮮半島北部原産のタツタソウ(竜田草)。和名は、日露戦争時に竜田丸の乗組員が日本に持ち帰ったことからついたといわれる愛好家に人気はあるが鉢栽培は難しく、これほどの花を大株で見ることはとても少ない


 園内は、水生植物が観察できる水生植物池、湿生植物を見られる湿生植物池、そして高山植物が咲く高山のお花畑、ロックガーデン、日本庭園など8つのゾーンに分れています。 足に自信がない人でも、秋の閉園まで気軽に300種の花を見ることができます。

 なお、8月末までは無休、9月から11月末の閉園までは毎週水曜日休園になります。問い合わせや園の詳細は下記サイトまで。

http://www.yamasyokubutu.co.jp/


記・はしば

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