5月11日(土)、柏市庚塚公民館(千葉県柏市)において、全国日本春蘭連合会の新規登録審査会がおこなわれ、2品種が認可されました。
(品種解説:全国日本春蘭連合会)
金峰山(きんぽうざん)
登録者/除川 溜(鹿児島県)
推薦者/鶴岡 毅(埼玉県)・畑 美樹男(福岡県)
品名/縞斑黄中透け
産地/鹿児島県日置市吹上町
形態と特色/葉は濃緑中立葉。天冴え黄中透け。当初は紺かぶりが弱く、栽培により現在に至る。縞斑は暗んだり青のりが乗ることはなく、中透けは固定しており安定している。柄は「吹上の誉」に似るが、本種は黄の中透けとなる。性質は丈夫であるが、少し気難しい面もある。花は未開花である。
紅心(こうしん)
登録者/川名 満(神奈川県)
推薦者/松永 寧(群馬県)・宮下信吉(栃木県)
品名/韓国春蘭。複色花
産地/韓国
形態と特色/葉は小形種の中垂れで上木5枚で16㎝程度。ボヤが強く入る紺覆輪赤花。ボヤは古木になっても暗まない。出芽は青葉で、花は型のよい長円弁の三角咲き。新木のボヤは冬になると濃オレンジ色に輝く。花はノーキャップで紺覆輪赤花に咲き、「神秘」に似る。新潟の松永蘭園が30年ほど前に韓国から入手。現在は小木を含めて約20本。
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